鯛ラバー虎の巻

鯛ラバー虎の巻を読まれるに当たり初めに著者から申し上げておきます。虎の巻は全て私が鯛釣りで得た経験を基にしたものです。雑誌やテレビ、釣り人の間で伝えられている常識と異なる点が多く有ります。信じる信じ無いは貴方次第です。しかし鯛ラバー中毒にかかった人には迷路から抜け出す手助けに成ると信じています。規制概念や貴方の思い込みを一度 捨てて読んで下さい。新しい道筋が見えて来るはずです。

鯛ラバの極意

其の一、鯛を其の気にさせるは動きのみ。自分の手に喰い付いて来るのです。

其の二、釣れる色無し、嫌な色有り、頻繁なカラーチェンジは愚行と悟るべし。

其の三、技で当たりを造り、それにセッティングを合わせるべし。これこそ王道

鯛ラバー虎の巻(上)追加修正中、来春更新    鯛ラバー虎の巻(下)             (御意見を聞かせて下さい。aoku@orchid.plala.or.jp

*ビンビン玉の針は必ず交換して下さい。伸びが多発で半分以上バラシています。来島海峡では全く通用しません。

*ビンビン玉・零タイプのメッキ及びホログラムシールは鯛が嫌う色です。必ずシールを取りマニキュアかマジックペンで赤、オレンジに塗って下さい。

9/7、今年は、リーダー、道糸切れが多く発生しています。PE0.6号を使用する場合はドラッグ設定を正確にすることが大切です。

皆さんドラッグチェッカーを是非使用して下さい。(DC-1003,0.5〜3kg用で定価3,990円です。)

ドラッグ設定値の計算方法を記します。例、PE0.6号・最大強度4.5kg(10lbs)、リーダーは3号・道糸以上の強度の物を使用。

新品PE0.6号の実強度 : 4.5kg × 0.9 = 4.05kg      (釣り糸強度のメーカー表示は、何回も行った破断試験の最大値です。使用時は最低値で破断しその値は90%位です。)

古いPE0.6号の実強度 : 4.5kg × 0.8〜0.5 = 3.6〜2.25kg  (程度により違います。)

ドラッグ設定値 = 実強度 × 結び強度 × 張力伝達ロス × 安全率

(結び強度 = リーダー結び部の強度低下を計算に入れます。結び方や熟練度により、値 0.9〜0.7 )

(張力伝達ロス = 魚を掛けた状態では道糸が30〜80m出ており海水の抵抗を大きく受け、更には強い引きにより竿ガイドとの摩擦抵抗により、リールに伝わる魚の引きは大きくロスするので伝達ロスを計算に入れます。浅い0.5〜深い0.4 )

(安全率 = 実際の釣りでは魚の激しい動き、船の揺れなどにより動的荷重が掛ります。ドラッグが滑る時、当然設定値以上の負荷が掛るので安全率を計算に入れます。 値 0.5 )

新品PE0.6号、結び強度 大、深い、の場合 (4.5 × 0.9) × 0.9 × 0.4 × 0.5 = 0.729kg

古いPE0.6号、結び強度 小、深い、の場合 (4.5 × 0.5) × 0.7 × 0.4 × 0.5 = 0.315kg (PE強度が0.5まで低下した場合ドラッグ0.3kgでは鯛を巻き上げられ無いので、PE強度が0.7まで低下した場合交換して下さい。)

来島海峡の場合、新品PE0.6号、結び強度 大の場合でも、ドラッグ設定1.0kg以上にすると3kg以上の鯛ではラインブレイクが多発します。また合わせ切れなどを警戒し0.5kg以下の弱いドラッグ設定で始め、ヒットしてからドラッグを締める人もいますが、正確に0.7kgに合わせる事は不可能なので、締めた瞬間に切られた事が何度も有ります。ドラッグ設定は始め正確に調整しファイト時間が5分を越えた場合、上級者で余裕の有る人はドラッグを僅かに緩めるのが理想です。

 製品詳細・使用方法はこちら http://www.bouz.net 

6/22、VS巻き、只今進化中!必殺技の手応えを感じています。奥義習得に向け特訓中。

デカ短セッティングです。(1目盛10mm)

ヘッド・ビンビン玉零70g、針・PEマダイ13・14号、チモト・シーハンター10号、ラバー・カンジ(ラバー用ロータリーカッターはオーシャン里庄、タイム大門店に有り波形や曲線が綺麗に切れます。)

西水道スペシャルです。(1目盛10mm)

ヘッド・ビンビン60g、針・閂マダイ12号、チモト・シーハンター10号、ラバー・カンジ